ラーバーダム


ラーバーダムで「防湿」する意味

皆様、ラーバーダムはご存知でしょうか?歯科治療をするとき、歯の周りにかけるゴムのシートのことをラバーダムといいます。ラバーダムは口の中から歯を隔離し、水分を防湿しながら清潔な状態を確保できます。よって歯科治療の効果を飛躍的に上げることができるラバーダムは、私がお勧めする治療技術です。歯科治療で使用する薬剤や材料・器具などは、水分があると性質を下げてしまうものばかりです。そのためラバーダム防湿で口の中から歯を隔離し、水分を防湿しながら清潔な状態で治療を行うことはとても有効です。ラーバーダム使用でよりよい口腔内の治療環境を保つことで、再治療の確率を下げることができるのです。その上ラバーダムは、治療器具によって粘膜などを傷つけること、治療中に使用する機材の誤飲、などを防ぐことができます。


ラーバーダムの使用率が低い現状の日本
2003年にラバーダムを必ず使用すると答えた歯科医師の割合は以下の通りになっています。
  • 5%

    一般歯科医師

  • 25%

    歯内療法学会会員

  • 90%

    アメリカ
    根管治療専門医

※2003年に日本歯内療法(根の治療)学会が報告

日本では保険診療にラバーダムという項目が含まれていないためか世界基準と比べると使用率は低いと言わざる終えません。保険項目に含まれていないラバーダムは、必要があまりない処置と捉えられがちです。しかし、歯科先進国のアメリカではラバーダム防湿を行うことは義務付けられています。 ラバーダム防湿で口の中から歯を隔離し、水分を防湿しながら清潔な状態で治療を行う効果と必要性が認められているのです。

ラバーダム処置により歯科治療の効果が飛躍的に向上します。

私はラバーダムの効果を患者様にご説明し治療にラバーダムを使用しています。また、患者様にご説明もなく私の判断でラバーダムを使用しないということもありません。効果をご納得をいただいた上、ラバーダム使用の治療効果を得て、再治療の確率を下げることを目指しています。