私がおすすめする歯科治療技術

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顕微鏡歯科治療

顕微鏡(マイクロスコープ)治療は私の得意とする治療で、ぜひ皆様に知っていただきたい技法です。文字通り顕微鏡を使った治療方法なのですが、歯科用顕微鏡を使うと肉眼の30倍の倍率で、患部をより確実に確認しながら治療することが可能です。歯科用顕微鏡は元は脳神経外科の手術で使われている顕微鏡を歯科用に改良し進化したもので、欧米での歯科治療現場では歯科用顕微鏡を用いた治療はスタンダードになっています。

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ラーバーダム

皆様、ラーバーダムはご存知でしょうか?歯科治療をするとき、歯の周りにかけるゴムのシートのことをラバーダムといいます。ラバーダムは口の中から歯を隔離し、水分を防湿しながら清潔な状態を確保できます。

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ダイレクトボンディング

私が導入を進めているダイレクトボンディングとは、お口の中で直接歯にレジン(プラスチックの樹脂)を盛って修復する治療法です。割れたり欠けたりした歯を修復したり、歯の隙間を埋めたり、歯の色を改善したりすることが出来ます。

患者さんに正直な歯科治療を目指して

私がこのホームページ上でご紹介している治療は日本の保険診療で行うことはできません。全て自由診療になります。なぜ私が保険診療の範囲内ではなく自由診療の治療をご紹介しているのかお話したいと思います。

国民皆保険制度とは

国民皆保険制度とは、国民のほぼ全ての人が加入し、保険制度を利用して病院で診察を受けることができる制度です。ここまでの制度がある国は少なく、国民皆保険制度の恩恵によって日本人の平均寿命が世界的にも常に高いレベルにあるといえます。

歯科の分野においても、この制度が作られた昭和30年~40年ごろは虫歯の洪水状態であった多くの人々が救われました。安価な費用で、最低限の痛みを止める治療が受けられたからです。歯の神経を抜く治療も歯を抜く治療もその後、入れ歯を作る治療も全てこの保険内で行うことができました。

しかしながら今の時代においては、もはや虫歯を削ることや歯周病で歯を抜くことよりも、虫歯や歯周病にならないように予防することの方が大事になってきました。

にもかかわらず、これら予防処置のほとんどに健康保険を使うことは残念ながらできません。

いまだに歯科保険制度の中心をなすのは歯を削って詰めること、痛くなったら神経を抜くこと、だめになったら歯を抜いて入れ歯を作ることなどの治療と呼ばれていることなのです。

通常同じ歯を5回再治療すれば歯の傷は大きくなり、その歯は抜かなくてはならなくなるといわれています。(sheiham,1994)

『丁寧』『慎重』『確実』な治療を目指して

今の日本の健康保険では『時間』に対する評価がありません。一本の歯の虫歯治療に、一時間じっくりかけるのと10分で済ませるのとで、その治療費に差が生じることはないのです。

赤字覚悟のボランティアであれば保険内でそういった時間をかけることも可能ではありますが、医院を維持していくのに必要な採算性を度外視するわけにもいかず、低い保険の評価の中では良質な医療を提供するのに限界があるといえます。

これが自由診療(保険外診療)を選択された場合には異なってまいります。治療にかける時間は、その歯にとって『理想的な治療の行程に必要な時間全ての合計』で決められるべきであると、私は考えています。

虫歯の取り残しがないように『丁寧』に、歯を削り過ぎないように『慎重』に、虫歯が再発しないように『確実』に…。こうした虫歯一本の治療に対し、最低でも一時間から一時間半程度のご予約を確保させていただきます。

また末期的な根っこだけになった歯を抜かずに根管治療を行うためには一度に二時間以上の治療を行うこともあるのです。歯科の治療で二時間と聞いて長いと思われる方もいるかもしれませんが、歯科の治療ほとんどは、削る、抜くとういう外科治療が中心です。そのほとんどが医科で行われている手術と変わりありません。充分な時間をかけられるからこそ、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)などを全ての治療に活かすことができ、精密な修復処置が成功するのです。

大切なのは、こうした時間の制約がない『丁寧』『慎重』『確実』といった治療を行うことです。そうすることで、歯を二度と再治療せず、長く持たせることが初めて可能になってくるのです。

世間では、保険と自費の違いは『治療する部位や、詰めたり被せたりする材料の違いだけ』という誤った認識が蔓延しています。

もちろん材料や使用する機器などが違うというのは事実ですが、こうした『時間』の要素が実は大きなウェイトを占めているということを皆さんに是非知っていただきたいのです。

私達は自分や自分の家族が受けたい歯科治療を常に考えています。

もっとも大切なこと、それは一度治療した歯が健康な状態でずっと長持ちすることではないでしょうか。

長文お付き合いいただきありがとうございました。